2006年02月05日

「DEATH NOTE」10巻発売 /jun

2部に入って以降、ますます話が難しくなってきている気がしますが、
相変わらず面白いです。漫画の中の空気が四六時中張り詰めていて、
なんか読んでる方もラクに呼吸ができない感じ。

不思議な漫画です。誰を応援してるんだか、自分で分からなくなる。
キラなのか、ニアなのか、はたまた「1番になれない辛さ」に同情してメロなのか。
とにかく、幾つもの勢力がジワジワとせめぎ合う展開には唾を飲みっぱなし。

どんなエンディングになるんでしょう。
終りが見たいけど、終わって欲しくないなー。

Death note(10)
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2005年07月17日

『59番目のプロポーズ』 /jun

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今まで58人のモテ男とつきあってきた美人キャリアウーマンが
59番目に告白してきたオタク男と出会ってようやく真の恋愛に気付いてゆく。
その過程をキャリアウーマン本人「アルテイシア」が
ネット上で日記に綴ったものがこうして本に。

よく『電車男』と同ジャンルと思われるが、全く違う。
これは一人の女性の成長ストーリー。女性側の心理描写が非常に緻密で、
分かりやすくて、そして笑える。いやほんと爆笑した。
頭も相当にいいんだろうけど、素晴らしいギャグセンスだこのキャリアウーマンは。
文章うまいしね。

電車男はちょっと偶発的なところがあるけど、この本の主人公「59番」と
「アルテイシア」は互いに自分を探して努力して、
出会うべくして出会った運命の二人、という感じが本当にする。

考えさせられて、爆笑させられる。なかなかに素敵な本でした。
アルテイシアいい女だなー。
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2005年06月02日

『電車男<道家大輔版>』 /jun

待ち焦がれた<道家大輔版>の単行本化。
あぁ、やっぱりこっちの方がいいな、<原秀則版>より。
なんていうか絵が若いな。最初の電車男はいい感じにキモいし(笑)、
変身後はナチュラルにカッコイイ。スレ住人のキャラも主役級でいいな。
これでいいんだ。『電車男』という物語の真の主役は電車男じゃなく
それを支える住人達だと思ってるから。僕は。
何より…エルメスがかわいいよ、こっちの方が。
「めしどこかたのむ」のシーンも鳥肌が立った。こうでなきゃ。
漫画として普通に面白かった。絵に好感が持てる。
この人の他の作品も読んでみたいなと思わされたんだけど、
どうやらまだ新人らしい。これから期待。

ちなみに第三の漫画版『電車男』、<渡辺航版>も読んでみたのだが…これはダメだった。
嫌な言い方になるが、なんかオタ臭さムンムンという感じで、
読んでて不快というか気持ち悪くなってくる感じで生理的に受け付けない絵柄だった。
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2005年05月02日

『痴漢男』 /jun

『電車男』の二番煎じといわれても仕方ないくらい、
様式はそっくりなこの『痴漢男』
だがストーリーそのものは大分異なっていて、それなりに面白く読んでしまった。

痴漢に間違えられた男、痴漢男。
ひきこもり気味なオタク青年が恋愛を成就する物語…
という大筋は電車男と同じだが、ディテールはかなり異なる。
端的に言うと、痴漢男は電車男より自ら突っ走るタイプで、事あるごとに暴走して
失敗を招いている。その点電車男よりドラマ性に起伏があると言えるかもしれない。
そして、対象相手となる女の子が3人。痴漢男が結局誰とくっつくのか、それとも誰とも
くっつくことができないのか、その辺で電車男になかったスリルを味わうことが出来る。
更に、かなりエロい描写も。
正直、痴漢男の立場が羨ましくなった場面もありました…。

結末がちょっとアレかな、とも思わされるがこの本は何というか、
痴漢男の書く文章が面白くて良い。
電車男の書き込みはちょっとあどけない感じがあってそれはそれで良かったが、
痴漢男の書き込みは単純に笑える。文章上手いなぁと思う。

結局、一気に読んじゃいました。
オススメ度:★★★★☆
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2005年04月03日

『電車男<原秀則版>』 /jun

今現在、『電車男』は4誌にて漫画化されているらしい。本当にブームだなぁ、と思う。
で、そのうちのひとつ、ヤングサンデーにて連載されている原秀則版が早くも
コミックス化されたので、ついつい買ってしまった。

悪くはない。…が、なんか違う。
「めしどこかたのむ」のシーンはそんな地味に済ませていいシーンじゃないんだ。
電車の帰りが遅いことでスレの住人が心配していたのは
キャッチセールスの事なんかじゃなくて、電車とエルメスがいくところまで
いってしまってるんじゃないだろうかということを心配していたんだ。
何より『電車男』という物語の面白さの真髄はこういうふうな
電車とエルメスのデートシーン自体にあるんじゃなくて、
それに一喜一憂するスレ住人の反応の方にあるんだ!

熱く語ってしまいましたが、そういうことだと思います。
面白くなくはないんだけど、ちょっとピントがズレてるんだよなぁ。
若干絵も古臭い印象を受けるし。

で、そんな『電車男』本来の持つ面白さのポイントをしっかり抑えてるなぁと思うのが
ヤングチャンピオンで連載中の道家大輔版。
こっちは電車男がいい感じの秋葉らしさだし、何より電車とエルメスじゃなくて
スレ住人視点の物語、という感じなので原作に忠実という感じがする。
早くこっちが単行本化しないかな。

それにしても、本当に映画にもなるんですね。
映画版『電車男』公式サイト
電車男が山田孝之で、エルメスが中谷美紀だそうで。
違う、違うんだよ…。
元からカッコいい男が秋葉系の格好したって違うんだよ。
ていうかやりすぎだよその格好は…。
エルメスも、確かに原作中で中谷美紀似と言われてはいたけど、
もっとあどけない感じの女の子の方が良かったなぁ。
すいません、なんか語りだすとまた熱くなってしまいそうです。
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2005年02月16日

『殺人鬼の放課後』 /jun

まんまと恩田陸にはまり始めたと見える僕に友達が貸してくれた次なる本は、
殺人鬼の放課後』というミステリー・アンソロジー。
恩田陸をはじめとする4人のミステリー作家が参加した短編集で、
薄い本なので割とサラリと読めるかな…と思いながら読んだのだけど、
全然サラリとしてない。読み応えがあった、といえば聞こえがいいけど
なんというか4つの作品、全て後味が悪くてインパクトが強かったという感じ。
勘違いしないで欲しいけど、ここでいう「後味が悪い」というのは褒め言葉。

恩田陸の「水晶の夜、翡翠の朝」は先日読んだ
麦の海に沈む果実」のその後、みたいな舞台で繰り広げられる物語で、
「笑いカワセミ」という存在と童謡が不気味で良かった。
主人公も前述の作品に登場した人物であり、この話がこの本の最初に在った事で
僕はこの本にすんなり入り込むことが出来た。
今思うと、4作中この作品が一番綺麗ですっきりしてたなぁ、という印象はある。

で、思いがけず最も面白かったと思えたのが乙一の「SEVEN ROOMS」という話。
パズルのような殺人舞台構成と、正体を全く露にしない殺人鬼が本当に恐ろしくて。
更に、切なくも驚愕の結末。結局この作品が一番強く印象に残ったなぁ。

残り2作品のうち一つはあまりパッとしないというか、ひねりがちょっと弱くて。
もう一つの作品は、殺人の描写がとてもグロくて嘔吐感すら覚えた。
つまらなかった、という事ではないんだけどその描写がどうしても気持ち悪くて
僕はダメだった。それが大丈夫な人なら普通に面白い作品だといえると思う。

恩田陸と乙一の作品だけだったら4つ星、くらいかな。
オススメ度:★★☆☆☆
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2005年02月11日

『麦の海に沈む果実』 /jun

こないだ読んだ『六番目の小夜子』と一緒にプレゼントしてもらった恩田陸の本
ようやくこれも読み終わった。『六番目の小夜子』の時より圧倒的に文章が
洗練された印象が強く、情景描写や人物背景やミステリー的な伏線など違和感無く
自然な流れで読める。完成された小説、という気がして非常に面白かった。

現実とはおよそかけ離れた設定ながら、なぜか懐かしいような切ないような感覚を覚える
世界観。やっぱり中高生くらいの年の子達が主人公だからということもあるだろうけど、
なんだろう、うまく説明できないのだけど、その世界観というか雰囲気を
僕がいつか心の何処かで夢見ていたような気もするんだ。
こういう世界の中に身を置きたい。閉鎖された世界に束縛されながらも、
そこで暮らす仲間達と喜んだり、悲しんだり、得体の知れない何かに怯えたり。
でもそれは僕が過ごした高校時代そのものと、そうかけ離れたものでもないのかもな、
とも思う。非現実的な物事も僕が学生時代に間違いなく体験したもののメタファーで、
それに何となく気付いて僕は切なくなってるのかも、と思う。

後味が「良い」とは言えない結末だったけど、それまでに張り巡らされていた伏線を
消化するように明確な答えが結末で示されたのは良かったと思う。
ストーリーというよりも物語の雰囲気が読み終えた自分の中で生き続けるような
傑作だと思う。読んでよかった。

個人的オススメ度を五つ星で表してみることにしました。
過去に読んだ本などの記事にもオススメ度を改めて追加しておきました。
オススメ度:★★★★☆
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2005年02月06日

『六番目の小夜子』 /jun

恩田陸という作家のデビュー作、『六番目の小夜子』。
去年の誕生日に友達にこの本をプレゼントしてもらっていながら
今まで何となく読まないままだったんだけど、ようやく読んでみた。

高校を舞台にした物語なので、僕は自然に母校の姿とそこで送った日々を
思い浮かべていた。少しだけあの頃にタイムスリップしたような
懐かしい感じがして、そういう意味では楽しく読めた。

先にちょっと気になった点を述べようかな。
友達も言っていたけど、それほど昔に出版された本ではないくせに
雰囲気の随所に少し「古さ」を感じることが否めない。
オチに向かう展開が非常に魅力的でのめりこませてくれるんだけど、
その割にはちょっとオチが弱いかな、と思えるところが残念。

とはいえ読み出したらやめられないほど
展開に魅力があるのは事実で、僕もついつい一気に読んでしまった。
ホラーな小説は個人的にちょっと苦手なんだけど「怖いもの見たさ」みたいな
感情を湧かせてくれるし、特に中盤最高の盛り上がりを見せる学園祭のシーンは
圧巻で、畳みかけるような鬼気迫る文章を読み終えた瞬間は溜息が出た。
切なくて怖くて、楽しくて。そんな不安定な高校時代の独特なムードを
表現することには成功していると思う。少なくとも僕はあの頃に帰れた。
この人の本はこれから幾つも読む事になるだろうなと思う。

オススメ度:★★★☆☆
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2005年02月05日

『ダ・ヴィンチ・コード』 /jun

今やベストセラーのこの本、遅ればせながら読みました。

寝不足になった。導入部分から惹きこまれる展開を見せていたが、
これほどまでに僕を熱中させてくれる物語だとは思わなかった。
単純で陳腐な表現で恐縮ですが、とんでもなく面白かったです。

ルーブル美術館長殺害事件、館長が残したのはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品を
模したダイイング・メッセージ。その暗号が更なる暗号を生み、やがてそれが
西洋史の重大な秘密に関わっていく、長編ミステリー。

暗号、殺人事件の真相、キリスト教の薀蓄、そして実在する芸術作品に隠された秘密。
そのあたりがこの本の魅力だろうか。
暗号はちょっと頭をひねって考えればちゃんと解けるものだったりして、
物語の中でその答えが示される前に謎を解いたときは快感を覚える。
僕は作者の術中にまんまとハマリながら本を読んでいたらしく、
真相が明かされた瞬間はあまりのどんでん返しにとてつもない衝撃を受けた。
僕らでも目にしたことくらいはある、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や「最後の晩餐」、
見慣れたあの絵にさえ思いもよらない秘密が描かれていたりする事実。
フィクションではなく、実在する「謎」や「秘密」だからドキドキする。

薀蓄の内容や謎解きについては非常に分かりやすく書かれているので、
万人向けの傑作ミステリーと言えるかもしれない。
寝る間も惜しんで3日かけて上、下巻をようやく読み終えてスッキリしているところだけど、
真相の意外さには本当に驚かされたので、その真実を踏まえつつもう一度
読んでみたいと思っている。「そういうことだったのか」と思える場面が幾つあるだろう。

この本を読んだ誰もがふと思うことだろうけど、例外なく僕も思った。
ルーブル美術館には一度行ってみたいな。

オススメ度:★★★★★
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2005年02月02日

『今週、妻が浮気します』 /jun

gooの「OKWeb」というQ&A掲示板での一件を書籍化したこの本
『「電車男」を超える、大人の愛の物語』というキャッチコピーに惹かれて
発売間もなく購入して読んでみた。二番煎じだろうな、という予感を抱えつつも
「電車男」のような面白さをもう一度味わってみたかったし、
なかなかに衝撃的なタイトルにも興味が湧いて素直に内容が楽しみだったので。
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