2005年02月06日

『六番目の小夜子』 /jun

恩田陸という作家のデビュー作、『六番目の小夜子』。
去年の誕生日に友達にこの本をプレゼントしてもらっていながら
今まで何となく読まないままだったんだけど、ようやく読んでみた。

高校を舞台にした物語なので、僕は自然に母校の姿とそこで送った日々を
思い浮かべていた。少しだけあの頃にタイムスリップしたような
懐かしい感じがして、そういう意味では楽しく読めた。

先にちょっと気になった点を述べようかな。
友達も言っていたけど、それほど昔に出版された本ではないくせに
雰囲気の随所に少し「古さ」を感じることが否めない。
オチに向かう展開が非常に魅力的でのめりこませてくれるんだけど、
その割にはちょっとオチが弱いかな、と思えるところが残念。

とはいえ読み出したらやめられないほど
展開に魅力があるのは事実で、僕もついつい一気に読んでしまった。
ホラーな小説は個人的にちょっと苦手なんだけど「怖いもの見たさ」みたいな
感情を湧かせてくれるし、特に中盤最高の盛り上がりを見せる学園祭のシーンは
圧巻で、畳みかけるような鬼気迫る文章を読み終えた瞬間は溜息が出た。
切なくて怖くて、楽しくて。そんな不安定な高校時代の独特なムードを
表現することには成功していると思う。少なくとも僕はあの頃に帰れた。
この人の本はこれから幾つも読む事になるだろうなと思う。

オススメ度:★★★☆☆
posted by jun & しおん at 23:50| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

懐かしい帰り道 /jun

昨日は僕の出た高校の近くで仕事があったり、たまたま高校を舞台にした本を
読んでいたり、夜は高校からの友達と集まって飲みに行ったりと、
やけに高校時代を思い出させる一日だった。

仕事を切り上げ、恵比寿のTSUNAMIという店で集まる。
内装、メニュー共にハワイアンテイストで、靴を脱いで上がるロフト席で寛げたのが
良かったのか、非常に気持ちいいムードの中で飲み食いすることができた。
料理の味も良かったし酒も豊富だし、店員さんも気さくでいい感じ。
満場一致でお気に入りのお店。ハワイに行きたくなる。

最近は割とこの4人で集まる機会が増えてるけど、僕の生活の中で最も楽しい時間の
ひとつに含まれるくらい、4人で会話している時間は楽しい。
必然と高校時代の思い出話になったり、ちょっとしたぶっちゃけ話になったり。
多分これからもこの仲間で集まる機会は多くあって、来月はスキーだかスノボだかの
一泊旅行に行くことになりそう。それを非常に楽しみにする思いで会話を
していたのだけど、そう思う傍ら「そういうふうに集まってどこかへ行くなんて事も
数年後には難しくなってくるんだろうな」、という事も考えていた。
仕事が大変になる時期もあるだろうし、結婚する人も出てくるだろうしね。
でもまぁ、今の時点でそれを気にするのも無粋ってものかもしれない。
集まったときは、集まれたその時間を素直に楽しもうと思う。
いい感じで酒が入っていたのもあって、とても懐かしくも楽しい気分での帰り道だった。
posted by jun & しおん at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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